-今更聞けないワインの基本【第9回:旧世界と新世界】---
みなさんこんにちはー!
今更聞けないワインの基本
第9回の今回は【旧世界と新世界】についてです。
ワインを選ぶポイントの1つになりますよー。
世界各国でワインは作られる!
ワイン‼︎と聞いたらどんな国が思い浮かぶでしょう?
フランス?イタリア?アメリカとか?
だいたいそんな感じですよ。
というか世界各国で地酒としてワインがあるようです。
その国や地域の食事に合うように変化するとかしないとか…
まぁ、その辺の曖昧な情報は置いといて。
その中でもワイン産地の大きな区分として
〈旧世界〉〈新世界〉
の2つがあります。
旧世界と新世界の違い
なんかいかにも難しそうな名前ですが
〈旧世界〉…ヨーロッパの国
〈新世界〉…ヨーロッパ以外の国
という実にシンプルな区分方法です。
もちろん名前の違いだけでなく、ワイン自体の違いも様々。
①ラベル(エチケット)の違い
〈旧世界〉…ごちゃごちゃしてて分かりにくい
〈新世界〉…シンプルで分かりやすい
②品種の違い
〈旧世界〉…ブレンド
〈新世界〉…一種類
③味の違い
〈旧世界〉…複雑で分かりにくい美味しさ
〈新世界〉…シンプルで分かりやすい美味しさ
〈旧世界〉には長い歴史があり
その途中に様々な改良や法律制定を経て
現在の形になったと言われています。
要は色々あって色々変わったんです(°▽°)
その長い歴史の中で
「この地域はこうしなくちゃいけないんだ」
「僕らのワイナリーではこうやって作るんだ」
というルールが決まってしまい、
かなり複雑な味になっているワインです。
それがあまりにも浸透しまくっているので
基本的にボトルは説明不足です。
ラベルから情報が得られないんだ畜生。
例えばこういうラベルを見て
「あぁ、これはフランスのボルドーのワインだな」
とは分かりませんよね?ボルドーのワインなんです。
名前と場所を記憶しなきゃいけないというのも
ワインが少しめんどくさい飲み物たる所以か。
僕も…全然覚えきれてないんです(°▽°)
対照的に〈新世界〉では
歴史は旧世界より浅いのですが
その分技術開発・大量生産に力を入れて
美味しいワインを作ってきました。
なので比較的味がハッキリしています。
あと、安い‼︎がぶ飲み出来ちゃえる‼︎
「ワイン良く分かんないけどどれ買おう…」
って方は新世界のワインがオススメ!
※もちろん例外も色々ありますが
みんな違ってみんないい
よくこう言う話をした後
もしくはご存知の方の中で
「新世界のワイン?ミトメラレナイワァ」
「ヨーロッパのワインはよく分かんねぇよバーロー」
というちょっと切ない状況になってしまいます。
あくまで区分のための表現であって
どちらが凄いという優劣はございませんよ(°▽°)
それぞれ特徴があってそれぞれ魅力があるんです。
というかワインは何でも美味しいんです。
伝わるかなー?伝わってほしいなー。
それではー(°▽°)