-今更聞けないワインの基本【第10回:ボルドーワイン】---

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皆さんこんにちはー!(°▽°)

 

-今さら聞けないワインの基本---

第9回の今回はボルドーワイン】

ざっくりのっぺり解説していきます!

 

フランス第二の街、ボルドー

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僕のブログを見てくれてる方は恐らく

知っているであろうボルドー

僕が今留学で来てる場所ですねー。ボルドー

 

…あ、知らない。是非過去ページ見てあげてください。 

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「フランスと言ったらパリ!」

というイメージがどうしてもあるせいで

ボルドー?あー…?なんか聞いたこと…」

程度の印象しかない地域のようです(当社比)

でも立派に大きな街ですよ!

趣があるし、気温も程良いし写真映えする街並みだし

 

しかし何と言っても有名なのがボルドーワイン

一番古く、一番有名なワインの名産地となってます。

ボルドーという名前は昔のフランス語で『川のほとり』という意味があり

名前の通り街全体が川に沿って連なっておりその川を通して各国にワインを

輸出することでワインとしての銘醸地となりえました。

 

なーんて説明は放っておいて!

早速ワインの話しますよ!

 

ザ・ワインってヤツです

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皆さんワインって飲んだことあります?

飲んで、やっぱりあんまり美味しくないって思いました?

そう思った原因はもしかしてこの理由ですか?

 

ワインって…なんか渋くてヤダ

 

その《渋い》っていう味の特徴。

まさしくボルドーワインの特徴なんです。

言い方はちょっとあれだけど。

《渋い》=《重厚》な赤ワインが特に有名。

この特徴はワイン作りに使われるブドウの特徴です。

 

メインで使われるブドウ品種

前回ワインに使われるブドウのことをちょっとまとめたんですが

(見てない方是非どうぞー) 

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ボルドーの赤ワインに使われるメインのブドウは

  • カベルネソーヴィニョン
  • メルロー
  • カベルネフラン 

この3つの組み合わせでボルドーの赤ワインが出来上がります。

その中でも特に重要なのが

  • カベルネソーヴィニョン

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なんともまぁ舌噛みそうな名前だこと。

3回言ってみましょう。

カベルネソーヴィニョンカベルネソーヴィニョンカベルネソーヴィニョン…

長ったらしいですね。以降カベっちと呼びましょうか。

※略称としては頭文字をとってCavernet Sauvignon=CSって呼ばれたりもします。

 

こいつが諸悪の根源ですボルドーワインたる所以です。

このカベっちが多いと長期熟成型と呼ばれ

「このワインは何年もの…!古くていいワインだ…」

なんて感想が出てくるのはボルドーの赤ワインの可能性大。

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残り2つのブドウの特徴は主にカベっちの補佐役です。

少し強すぎる酸味をマイルドにしたり

ちょっと違う味わいも加えてあげたりと

優秀な子達なんです。特にメルローは個人的に大好き。

 

世界中でオマージュされまくってます

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ちょっと話を戻しますけど

「ワインが美味しくない理由って渋いから?

もしかしたらそれ、ボルドーワインかもよ〜?(ドヤァ」

なんて戯れてた若造が居たと思うんですが

そいつは何もわかってないようです。

なぜなら‼︎‼︎

世界中で似たようなワインが作られているからです‼︎

理由は実にシンプル。

ボルドーワインってのがうまいらしいぜ‼︎

俺らも真似して作ってみようや‼︎ウェーイ」

と思い立った生産者が続々と

パクってオマージュしているというわけです。

逆を言えばそれだけ世界中から

愛されてるワインという裏付けにもなります。

 

本当は芳醇で美味しいんです、ボルドーワイン 

さて。

ここまで来ても一向に解決しない謎。

「ワインは渋くて嫌い。

ボルドーワインの特徴は渋い。

なのに世界中で人気?」

 

この解決策はやっぱりカベっち

このカベっち、若いうちは割と反抗期で

少し新しいワインだと実に反抗的。

渋みも刺々しさもMAXです。

  

でも少し年を重ねていくと大人しくなり

すっごい柔らかい青年となります。

 

…あ、今カベっちを擬人化し始めてるんでついて来てくださいね?

 

そしてさらに年を重ねると

多くの女性を魅了していく男性へと成長。

程よく渋さは感じられるものの優しい魅力が詰まってます。

刺々し買った少年はいつの間にか

皆から愛されるような大人へと変貌遂げたのでした…

 

以上、「擬人化して読者の記憶に残そう」のコーナーでした。

 

グラスでくるくるくるしてやりましょう

ですがこれには大きな問題も。

逆に分かりづらくなってしまった擬人化の部分は

《古いワインが美味しい》

のひとことに尽きるのですが(※例外もあります)

古いワインは高い‼︎

「たかがお酒になんでこんな値段するんだ‼︎」

って文句を言いたくなるくらい高いです。

庶民には厳しい…

安いワインを少しでも美味しく飲む方法…

 

空気に触れさせてあげましょう!

少し酸化させることで擬似的に

古いワインと近い状態になります。

方法としては

  • ワイングラスをくるくる回す
  • ワインを注いでから少し時間を空ける

などが有効だそうです。

あのグラスくるくるはカッコつけでは無かった…!

 

でもやりすぎには注意です!

参加しすぎると味が酸っぱくなっちゃいます

渋かったり酸っぱかったり大変だな。

 

 

ざっとこんな感じです。ボルドーワイン。

この中でもさらに細かい区分があって

もう情報がいっぱいいっぱいになっちゃいますが

是非ともまずはワインを楽しむために

「あー、そういえばボルドーワインってこんな特徴だったっけ?」

とイメージして頂ければ幸いです。

 

それではー(°▽°)

 

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