-今更聞けないワインの基本【第2回:ボジョレー・ヌーボー】---

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皆さんこんにちはー(°▽°)

 

 -今更聞けないワインの基本---

第2回目の今回は 

ボジョレーヌーボー

 

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ボジョレー!僕も大好きです(°▽°)

甘くて美味しいんだこれが(°▽°)

 

毎年何かイベントのように

「今年も!ボジョレーヌーボーが解禁!」

 

って叫んでますけど

結局あれはなんなんだ?

特別なワインなのか?

 

っていう方もいるはず!

いてくれないと僕の存在意義が!

ということで紹介していきます(°▽°)

 

 

 

ボジョレーは地域名!ヌーボーは?

 

ボジョレーヌーボーをフランス語で書くと

 

Beaujolais Nouveau」 

 

何をどう読んだらこれが「ボジョレーヌーボー」と

なるのか小一時間問い詰めたいですが。

 

前半部分の「Beaujolais(ボジョレー)」

これはフランスの地域の名前です。

 

第1回の

"シャンパンはシャンパーニュ地方のもの"

と同じような感覚。地元ラブみたいな感じ。

 

※厳密には

『ブルゴーニュ地方のボジョレー地区』

なんですが、それはまた別の機会に。

 

 

そして後半部分の「Nouveau(ヌーボー)」

これはフランス語で新しい』=新酒のことです。

 

新酒…(°▽°)ほう…(°▽°)

ということは他のワインは

新しくないのかい?(°▽°)

 

とお考えになった優秀な頭脳をお持ちの方。

これを読んで明日からドヤ顔してください。

 

最大の違いは仕込みの方法

 

ボジョレーヌーボーの特徴は?と聞かれて

1番最初に思いつくのが

渋くなくて甘い!ジュースみたい!

という赤ワインらしからぬ印象。

赤ワインの独特な渋さが苦手で

あんまり飲んだことないって方も

美味しくいただけると思いますよ!

 

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こう思った方。素敵な味覚をお持ちです。

是非お高めの赤ワインをご検討ください。

 

じゃあなぜこんなワインが出来るのかというと

理由は作り方に違いがあるんです(°▽°)

通常の赤ワインは

 

ブドウを潰す

   ↓

タンクや木樽に貯蔵し発酵

 

という手順があるのですが

ボジョレーヌーボーさんは

これをすっ飛ばしてます‼︎

 

ブドウはブドウのまま‼︎

タンクに詰めてやるゥゥゥ‼︎

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こうするとどうなるでしょう。

ブドウを潰してないので中身は固体のまま。

するとどんどん重みで下のブドウが潰され

上は潰れてないので甘いブドウのまま

この状態で発酵してあげると

《色は濃いのに甘くて軽いワイン》

が出来上がるというカラクリです(°▽°)

 

また、普通の赤ワインの作り方では

発酵された時間が短いと渋くて酸っぱい味に

なるので2年以上発酵させるんですが

ボジョレーヌーボー】だと

短い発酵期間でもちゃんと甘さが残る‼︎

なのでその年に収穫したブドウをその年に飲める

実は凄いワインだったんです(°▽°)

安いからって侮るなかれ。

  

ちなみにこういう醸造方法を

《マセラシオン・カルボニック》というそうです。

カタカナのゲシュタルト崩壊(°▽°)

  

ボジョレーヌーボー大国日本

 

世界の中で恐ろしくワイン消費量が少ない日本人。

1人あたりのワイン消費量。何本か知ってます?

4本ですって。月間で4本?いいえ。

年間で4本です。まじかよ。

さらに驚きなのがこの記録(2015年)が

過去最高記録。まじかよ。

 

なのに。

世界中に輸出されてるボジョレーヌーボー

約45%を日本が輸入。まじかよ。

 

全然ワインを飲まない日本人が

ボジョレーヌーボーを買いまくる…

決してワイン業界の奇行じゃないですよ。

ちゃんと理由があるんです(°▽°)

 

このパンフレットをもう一度ご覧ください。

 

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 「ボージョレ・ヌーヴォー         11.17(木)解禁

 

って書いてますね。

 

実はボジョレーヌーボーは世界で

「はい!この日から売っていいですよ!」

という日が決まっているんです(°▽°)

それは11月の第三金曜日

世界一律でこの日です。

つまり時差の関係で1番早くこの日を迎える日本は

 《世界で1番早くボジョレーヌーボーを飲める国》

ということなんです!

 

 

ボジョレーヌーボーの美味しい飲み方

 

ほら、なんか飲みたくなってきたでしょう?

僕も飲みたくなってきた。

じゃあ今年ボジョレーヌーボーを買って

美味しく飲む方法を教えましょう(°▽°)

もちろんこの方法はソムリエの方も推薦していて

僕みたいなペーペーが考えた荒技じゃないので

是非参考にして見てください!

 

  • ちょっと冷やしてクイっと飲もう
  • 赤だけど魚との相性◎
  • 早飲みタイプ!開けたらすぐに飲もう

 

 

  • ちょっと冷やしてクイっと飲もう

通常の赤ワインなら冷たいと渋くなるけど

軽く冷やしてあげると美味しいですよ(°▽°)

冷凍庫保存がオススメです。

 

  • 赤だけど魚との相性◎

渋味が少ないボジョレーヌーボー

カツオやサンマの刺身によく合いますよ!

目新しい組み合わせで食が進むかもです。

 

  • 早飲みタイプ!開けたらすぐ飲もう

ワインは時間が経つと味が変わってしまいます。

特にボジョレーヌーボーは影響を受けやすいので

皆でシェアしてすぐに飲み切っちゃいましょう。

 

 

 

今年の発売は11月17日から‼︎

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話が長くなっちゃいました。

どうでしょう。ボジョレーヌーボーの魅力。

少しは伝わってくれたでしょうか?

これをきっかけに少しでもワインに

興味持ってくれたらなって思います(°▽°)

 

それではー(°▽°)

 

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