-渡航前の大仕事！フランスの学生ビザ②---
皆さんこんにちはー。
今回はフランス留学に向けた学生ビザ取得のあれこれ第二弾です！
第一弾はオンライン申請の内容を説明しましたが
今回はその後の
【Campus Franceでの面接】
【大使館での学生ビザ申請】
についてまとめます。
まずは東京に行く準備
オンラインでの登録も終わり、いよいよ大使館に行って申請だー！
と思って調べたら受付可能な場所がまさかの東京オンリー
※Campus Franceの面接は支部を選べますが、ビザ申請は東京のフランス大使館のみです
ああ、地方民には世知辛い…無情なる飛行機代…背に腹は…ちくしょう…
文句垂れながらも東京到着
なんだかんだで東京に到着して、色々準備をします。ネットカフェで。
日本のネットカフェって本当すごいよね。いつか記事書いてみたい。
東京でしなければならないことは大きく二つ。
【Campus Franceでの面接】
【大使館での学生ビザ申請】
なんですけど、それぞれ予約をしないと応じてくれないので
まずはこの二つのアポを取ります。アポをとる。なんか意識高い系っぽい。
Campus Franceの面接予約
前回の記事で紹介した
オンラインフォームの提出まで完了すると
Campus Franceのほうから連絡が入ります。
「貴殿の登録。承認してやる。二万円払う宜し。」
要は登録料で金振り込めと。畜生この出費が嵩む時期に。
苦虫を噛み潰す思いで僕のなけなしの諭吉さんを送ってあげると
数時間後に「送金受理。面接の日程決める宜し。」との通達が。
面接日程を決めるサイトを開いて面接の予約を完了させます。
Campus Franceにいざ出陣！…の前に
面接の日時を決めたらいよいよ本番なんですが
提出しなくちゃならない書類の整理です。
提出する書類は
オンラインフォームに添付した書類の原本全てが基本です。
学歴証明書や通う学校の登録書、TOEICなどの語学証明書が対象です。
ただし、フランスで通う学校の登録書はコピーが必要です。
面接の時にそのコピーに面接完了の印鑑をもらうみたい。
不安なら添付した書類全部持って行きましょう。僕はそうした。不安すぎた。
そんじゃいよいよ面接ですよ
東京メトロ日比谷線の広尾駅から歩いて１０分くらいの距離にあります。
（広尾を見つけるのに１０分くらいかかった。複雑だよ東京の地下鉄。）
上の地図の「在日フランス大使館」にある『大使館入口』に行くと
こんな感じの門があるので、ここで受付をします。
写真真ん中あたりのガラス越しに警備員が鎮座してるので対峙しましょう。
怯んではいけません。かなり強面でした。でも優しいおじちゃんでした。
パスポートを提出して予約との照合。無事確認取れたら中へ。
そのあとすぐに持ち物検査が。空港みたいな機械もあった。厳重だな。
こんどこそいよいよ面接
保安検査場を後にして、そのまま真っ直ぐ進むよう言われると
中にはすごい立派な建物がでーんと登場。
さすがフランス。こんなとこまで御洒落。
（残念ながら撮影は禁止でした。）
中に入ると目の前に受付があります。
そこで予約確認を済ませてから待つこと５分。
面接官が来ていよいよ面接です。
まず最初はオンラインフォームに書いたことの確認作業です。
「生年月日は正しいか」「行く学校はどこか」などなど。
円滑に終わらせるためにも何を書いたかある程度覚えときましょう。
僕は高校の卒業年度を聞かれてちょっと焦った。
そのあとは一番重要な留学計画を色々聞かれます。
「フランスで何をするつもりなのか」
「なんでフランスに留学したいのか」
「留学が終わったらどうするつもりなのか」
そこまで変に突っ込まれることはないみたいです。
あまりにも（大丈夫かこいつ）って思われない限りは。
僕は一応まともだったようです。すんなり終了。
そして最後にフランス語での軽い質疑応答です。
……え？
フランス語での軽い質疑応答です。
かんっっっぜんに油断してた……
さっきまで自信満々に受け答えしていたくせに
急にしおらしくなる無職２２歳。久々に冷や汗をかいたよ…
皆さんはこうならないようにちゃんと勉強しておきましょう！
これでひとまず面接は終わり
無事に（？）３０分くらいの面接を終えたあとは
入学証明書のコピーの紙に面接受理の印鑑をもらえます。
この印鑑入りの入学証明書は大使館でのビザ申請時に必要なので
大切に保管しておいてください。
面接が終わったらすぐにフランス大使館の予約をしましょう。
（予約は事前にとっても大丈夫です。ただしCampus Franceの面接より一時間くらい後の時間に決めておいたほうがいいかも）
場所は面接をした入り口の奥側にあります。
場所もすぐ隣だったし一日で終わらせたかったので
事前に予約をしておき、面接終了後そのままビザ申請に向かいました。
最後の大仕事！学生ビザの申請！
行く前に書類の確認をもう一回しましょう。
（僕の記事で確認するとは言っていない）
そして書類をまとめて大使館の方に提出します。
『大使館の方が威圧的でおっかない』
『書類をものすごいチェックされる』
『怖かっためっちゃ緊張した』
なんて意見もチラチラあったので自分なりに
ビザ申請を円滑に進めるための注意事項をまとめました。
・書類はキチンと指定された順番に並べる
大使館の方は一日何人もの書類を審査します。
細かいことですけど細かいイライラを減らしてあげることで
スムーズに進んでくれることでしょう。
というか順番待ちの時、別な人がぐちゃぐちゃで提出してたらしく
「順番並べて提出していただけませんかー？（怒）」
って言われてたんでちゃんと並べよう。そうしよう。
・突っ込まれそうな書類はなるべく作らない
例えば住む家の照明書を提出しなくちゃいけない時に
「一ヶ月はここに住んで〜、その後はこっち住んで〜」のような
書類が複数必要になりそうな場合は疎まれます。
確認作業も増えますし、不備の可能性も上がります。
特別な事情がない限り、指定された通りに書類を集めましょう。
・愛想よく受け答え
こんなの社会人の基本ですけど学生の子達にはどうも恥ずかしいようで。
僕の直前の子が交換留学希望の大学生っぽかったのですが
まー声が小さかった。それに対して大使館のお姉さんも
「もう少しハッキリ喋ってもらっていいですかー？」と少々ご立腹。
その言葉に対してさらに萎縮しちゃう大学生。
結局無事に終わったようですけど他の人より時間かかってた。
心構えはしときましょう。
とか色々心配してましたがあっさり終わりました。
そんなに心配しなくて大丈夫だと思います。
これにて終了！お疲れ様でした！
無事に申請が終了したら後は待つだけです。
申請が通るのに１週間〜１ヶ月、平均して３週間くらいかかるそうです。
それまでには頑張って留学準備をしましょう。というかしてます。必死こいて。
フランス渡航まであと一ヶ月のんびり日本満喫しよう。
それではー！
